不動産セクターおすすめ高配当 厳選2社

こんにちは
今回は不動産業界から私がいいなと思っている銘柄を2社紹介していきます。
実際私が購入している銘柄です。
不動産のセクターは高配当銘柄が多く存在しており、私も投資を始めた頃は銘柄に悩んでいました。
投資を始めたばかりの方には参考になると思いますのでぜひ最後までご覧ください。

目次

センチュリー21とは

1社目はセンチュリー21の紹介をしていきたいと思います。
名前だけ知っている方も多いんではないでしょうかい。

当時ケインコスギさんがコマーシャルを行っていた賃貸不動産の会社です。

街でも看板を見かけることも多いこちらの会社ですが
実は、時価総額100億円を超えるくらいの小型株になります。
この会社は伊藤忠商事系列の会社で直営店を構えないフランチャイズオンリーの事業を展開しております。

よって人材を抱えるリスクが少なく利益率が高いのが特徴的。
なんと社員数85人です。

直営店0で雇用リスクを最小限に抑えており
代理店に向けた販売ツールの提供を行なっております。
加盟店金・販売フィーが主な財源です。
それではまず業績を見ていきましょう。

出展:バフェットコード

PERは17.1倍
PBRは1.8倍
ミックス指数は30.78
PER/PBR 共に割安水準とは言えませんが安定的なビジネスモデルに加えて
高水準な利益と高い自己資本比率が魅力的な会社となっており、配当利回りも4.4%と高水準。

ミックス指数とは
純資産と当期純利益の両方で株価の割安性を測定する 指標
ミックス係数が22.5を下回る銘柄が割安である。
PER×PBR=22.5以下なら割安水準といえる

売り上げは安定的ですが2020年のコロナをきっかけに利益を落としており、2019年に29%あった利益率が2022年には19%まで落ちています。
それにより配当利回りも高くなっており投資冥利が出てきたかなと思います。
続いて株価の推移をみていきましょう。

センチュリー21株価推移

私は1008円で200株購入しました
不動産の中でも多少景気変動に左右されづらいことから私はこの銘柄をポートフォリオに
少量組み込んでおります。

センチュリー21はリーマンショックの時に減益にはなったものの赤字にすらなっていません。
フランチャイズビジネスの特徴として

□土地や建物など現物のリスクがすくない
□人件費が最小限に抑えられている

他の不動産業に比べると有事に強いといえます。
自己資本比率が高く利益率も高いため倒産のリスクが低く大減配のリスクも低いかなと思います。

最近業績が少し低迷しているので今後の業績と
配当推移を観察して、買い増ししていきたい銘柄の一つとして紹介しました。
続いてキャッシュフローの推移をみていきましょう。

出展:https://irbank.net/E05238/cf
出展:https://irbank.net/E05238/cf

営業CF・フリーCFは基本的に毎年プラスになっており、財務CFは毎年マイナスでしっかり借りえれの返済を行っています。
投資CFに関してはコロナ後に資金回収を行っていますが基本的にはマイナスで、資金を活動に充てられています。

流動比率 550%
当座比率 486%
自己資本比率が80%を超えており財務は健全と言っていいでしょう。

流動比率とは?
流動資産÷流動負債×100」で計算する
一般的には200%を超えていれば安全と言われている。

センチュリー21配当推移

出展:バフェットコード

2020年のコロナ禍で減配しているものの減配幅は小さいです。
配当性向90%で45円出してくれており、現在の配当性向は60%台にまで回復してきております。
株主還元に意欲的な会社で自己資本比率が高いため、減配幅を抑えられていたんだと思います。
業績回復してくれれば増配にも期待がモテるんじゃないかと思います。

高配当銘柄への投資は安く買って長期的に配当金を貰い続けることにありますから
今の株価で安値だと判断できて不動産のセクターの購入を検討しているのであれば
この銘柄は十分検討の余地があると思います。
ただPER/PBR共に割高な水準にあり業績が伴っていないように思いますので
今後の業績を観察しながらゆっくり購入を検討しても遅くはないでしょう。

センチュリー21経営戦略

経営戦略を見てみると

□ネットワークの更なる拡大
□デジタルプラットフォームの構築
□広告展開
□物件獲得強化

と書かれております。
要は
店舗増やして広告かけて集客します。
そしてバックアップは任せてくれ
こんなところでしょうか

2020年には978店舗だったところから2022年には989店舗と10店舗増加させている点も業績回復に期待が持てます。
他者との業務提携により新たなビジネスツールの導入を行なっている様子です。

続いて二銘柄目を紹介します。

ヒューリックとは

2社目は証券コード【3003】ヒューリックです。

同社はオフィスの不動産を中心に事業展開を行っております。
上場から増配を継続しており
株主還元姿勢は積極的感という印象です。

ヒューリックの『基本方針』は
「成長性」「収益性」「安全性」「生産性(効率性)」を高次元でバランスしつつ、圧倒的なスピードによるダイナミックな転換を図り、更なる成長を実現する

10年後の目指す姿は
「変革」と「スピード」をベースに、環境変化に柔軟に対応した進化を通じて、持続的な企業価値向上を実現する企業グループ。
とあります。

なんだか期待が持てそうな内容ですよね!

同社は都心部を中心にオフィスビルを所有しております。
不動産はインフレに強い側面があり、将来性に期待をしており
おまけに株主優待もつけてくれているかわいい銘柄です。
それでは、業績の推移をみていきましょう。

出展:バフェットコード

PERは10.5倍
PBRは1.2倍
ミックス指数は12.6倍

PER/PBR共に割安水準となっており、配当利回りも3.8%となかなかの水準です。
売り上げ、利益ともに右肩上がりとなっており、営業利益率に関しては25%とかなりの高水準です。
自己資本比率に関しては28%と低いですが不動産業界に関しては物件の調達に借入を行い利益を出していくためあまり気にしなくていいかなと思います。
続いて株価の推移をみていきましょう。

ヒューリック株価推移

2020年のコロナで900円台まで下落してから1300円半ばまで回復して現在は1000円付近で安定しています。
300株保有でQUOカードがもらえるため私は1040円で300株購入しました。

不動産業界は景気敏感なセクターなのでポートフォリオの割合は抑えています。
現状の配当利回りと株主優待を考慮したら割安に感じているので
不動産のセクターで悩んでいるのであれば検討の余地があるかなと思います。
続いてキャッシュフローの推移をみていきましょう。

出展:https://irbank.net/E00523/cf
出展:https://irbank.net/E00523/cf

営業CFは毎年プラスになっており、財務CFに関しては毎年プラスになっていますので資金調達ができています。
フリーCFがマイナスですが営業CFから投資CFを引いたものがフリーCFとしていますからこのあたりは問題ないです。
しっかり資金調達を行って設備投資を行えていると思います。

フリーキャッシュフローとは
一般的には営業CFから投資CFを引いて求める

ヒューリック配当推移

出展:バフェットコード

10年で配当金は10倍以上に成長しており、配当性向も現在40%程度なのでまだ余裕があります。
配当性向に関しては年々増加しており、コロナ禍でも増配していることから株主還元への意欲を感じます。

いかがでしたでしょうか。
どちらも、個人的にはお勧めできる銘柄かなと思いますし、現在の株価であれば
そこまで割高ではないように思います。
しかし、全力で銘柄を購入するタイミングは全体が下がっている時なので、購入するタイミングに関しては慎重に!

PERやEPSなどの解説はこちら→https://kohaitouburogu.com/high-dividend-stock/#index_id5
で解説してあります。

決算書の解説も記事出しています。→https://kohaitouburogu.com/kessannsyo/

基本的にはPER/PBR/自己資本比率/配当性向/配当利回り/EPS/BPS/ROE/減配がないか
をチェックしてから業種やチャートを見るようにしてます。
中小型株も同様です。

ではまた

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