こんにちは
今回はこれから投資を始める人や最近投資を始めた人へ向けた記事となっています。
私自身も所有していますし、安心して長期保有できる銘柄を紹介しますのでぜひ最後までご覧ください。
①高配当銘柄への投資を始めたいけどどの銘柄を買っていいかわからない
②決算書やキャッシュフローなど企業の選定方法が不安
③大手で倒産リスクが少なく配当利回りの高い都合の良い銘柄が欲しい
こんな方はぜひ参考にしてください。
それでは1銘柄目を見ていきましょう
KDDIとは
スマートフォン、インターネットサービスを提供している大手3キャリアのうちの一社
通信キャリアはソフトバンク、NTT共に高配当銘柄となっており
私は全ての会社を所有しております。
インターネットや電話は景気や災害時にも利用頻度はそこまで変わりませんし
将来衰退する想像が全くつかないほど人々にとって必要不可欠なものとなっております。
そのためディフェンシブな業種といえます。
ロシアウクライナ戦争や米国の金利上昇に関する発表の時も
そのほかの業種と比べると下落幅は小さくポートフォリオ全体の下落を抑えてくれます。
下がったら確実に取得もしくは買い増しをしておきたい銘柄の一つと言えます。
通信事業の他にも金融・EC・エネルギー・教育・メディア・保守運用など
事業領域はかなり広く展開しております。
傘下に京セラやJ:COMやビッグローブなど有名な会社があり
事業基盤は強固なもので長期的に見て安心して投資できる会社です。
PERは13.5倍
PBRは1.9倍
ミックス指数は25.65
現在株価が上昇しており割安感がなく購入しづらい状況ですが見所有の方は下がったら確実に狙っていきたい銘柄かなと思います。
ミックス指数とは
純資産と当期純利益の両方で株価の割安性を測定する 指標。
ミックス係数が22.5を下回る銘柄が割安である。
PER×PBR=22.5以下なら割安水準といえる
売り上げ利益ともに長期的に右肩上がりとなっており
利益率に関しては19%と非常に高水準です。
自己資本比率も44%と問題のない水準ですが配当利回りが3.2%とやや低めです。
続いて株価の推移をみていきましょう。
KDDI株価推移
リーマンショック後から株価を回復して完全に上昇トレンドとなっています。
個人的には配当利回りが3.5%まで上がれば購入して良いかなと思います。
米国金利問題の長期化で全体が下がった時に購入できるようにしておきましょう。
KDDIキャッシュフロー
営業CFは毎年プラスで本業でしっかり稼げており、投資CFは毎年マイナスとなっていることから設備投資や事業への投資にお金を使えていることが読み取れます。
財務CFも毎年マイナスになっているため資金の返済を行えています。
自己資本比率は44%と問題ない水準で財務体質は健全と言えます。
KDDI配当推移
10年以上増配を継続しており、配当金は10年で5倍とかなり上昇しています。
配当性向も40%程度とまだ余裕があります。
株主還元にも積極的な企業で株主優待もある愛着の枠銘柄ですw
銘柄を大きく購入する場合は全体の株価が下がっている時がおすすめです。
特に大型の銘柄は周りに引っ張られて株価を落とすこともあるため
大量購入は慎重に行っていきましょう。
続いて二銘柄めはこちらです。
三井住友フィナンシャルグループとは
2社目は三井住友FGです。
この企業に関しては説明不要かと思いますが、日本を代表する銀行の銘柄です。
メガバンクの中でも私は同社を積極的に購入しています。
同社が傾いたら日本がダメになると言われているレベルの会社です。
ただ金融銘柄は非常に景気敏感な業種のため株価の変動は激しいので注意が必要です。
PERは7.7倍
PBRは0.5倍
ミックス指数は3.85倍
PER/PBR共に割安水準となっており自己資本比率は4.6%とかなり低いですが
銀行は現金を預かって運用していくため自己資本比率は低い特性がありこの辺は気にしなくても大丈夫です。
利益はほぼ横ばいで10年間成長しておりませんが同社は累進配当を掲げており減配のリスクが極めて低い銘柄です。
配当利回りも5%以上とかなりの高配当で魅力があります。
続いて株価の推移をみていきましょう。
三井住友FG株価推移
みてわかる通り、かなり値動きしていますね。
現在の価格はチャートを見る限りだと買えない値段ではないかと思います。
しかし金融銘柄は値動きが激しく景気に左右されやすいためポートフォリオの割合は抑えておいた方がいいです。
所有株数が少なければ下落時に買い増しを行うことで平均取得単価を下げることができるのでおすすめです。
銀行の保有割合は5%程度に抑えておくと良いと思います。
銀行の業績は売り上げの相関性が高いため
メガバンクを複数購入しても大した分散にはならないです
三井住友FGキャッシュフロー推移
銀行のキャッシュフローはそのほかの業種と異なっており、損益計算書に営業利益という項目が存在しません。
銀行の本業とは、預金を利息支払して調達し、それを原資として、利息を受け取ることができる貸出金運用や有価証券投資を行い、その貸出金・有価証券利息収入と、預金利息支払いの鞘(利鞘)を稼ぐことを示す、ということを前提としたいと思います。
銀行の営業キャッシュフローは、この利鞘の稼得による現金の増減だけを表しているのではなく、その利鞘の基となる預金・貸出金の増減まで混在していることが原因で、必ずしも「本業での現金の稼得」を示すことができていないということになります。
三井住友銀行のホームページを見てみましょう。
高い効率性と健全な資本基盤に加えて多様な収益源となんか凄そうなことが書かれていますね。
高配当のポートフォリオに組み込むにふさわしい銘柄と言えます。
三井住友FG配当推移
配当金は10年で2倍近くに成長しており配当性向も40%程度と余力がありそうです。
10年以上非減配でたまに増配してくれていますね。
累進配当を掲げている銘柄は少なく貴重です。
安く購入することができれば安心して長期的に保有できる銘柄の一つだと思います。
どちらも優良銘柄で投資初心者の方にもお勧めできる企業だと思いますが、購入タイミングについては
注意が必要で全体が上昇している時の全力がいは避けるようにしましょう。
PERやEPSなどの解説はこちら→https://kohaitouburogu.com/high-dividend-stock/#index_id5
で解説してあります。
決算書の解説も記事出しています。→https://kohaitouburogu.com/kessannsyo/
基本的にはPER/PBR/自己資本比率/配当性向/配当利回り/EPS/BPS/ROE/減配がないか
をチェックしてから業種やチャートを見るようにしてます。
中小型株も同様です。
ではまた
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