こんにちは
今回は投資信託のメリットやリスクについて話していきます。
投資信託は超ロングスパンの積み立て投資で老後資金に最適です。
積み立てニーサでSP500やオールカントリーを購入している人も多いと思います。
投資信託の内容や重要性や考え方をお伝えします。
ぜひ最後までご覧ください。
投資信託とは何か
まず初めに投資信託というものは何かについて説明します。
投資信託(ファンド)とは複数の投資家から集めた資金を専門家が株式や債券などに投資して運用する
金融商品です。
当然運用が成功していれば運用益で儲かりますし、うまくいっていなければ含み損になることもあります。
元本が保障されているわけではありませんが、15年以上継続投資を行うことで極めて負けにくい投資手法といえます。
海外のファンドに投資をしていれば為替リスクがあり円安・円高の影響も受けます。
為替の変動リスクは小さくないということを覚えておいてください。
投資信託のメリット
投資信託のメリットについては以下の通りです
□少額から誰でも投資が可能になる
□一つのファンドに投資するだけで複数の会社・国に分散投資されるためリスクの軽減になる
□リバランスなどが不要なため一度積み立て設定をすれば放置で大丈夫
□長期投資により大きなリターンが期待できる
投資信託のリスク
□為替変動により基準価格が下がることがある
□株価債券価格の変動により基準価格が下がる
為替変動について
為替変動とは
1ドル=100円の時、1株10ドルの米国株式を100株10万円(1,000ドル)で購入して翌月1ドル120円になったとします。
すると売却時に所有している1,000ドルを日本円に換金すると1,000ドル×120円=12万円になり
20,000円の運用益が生まれます。
これを円安と言います。
逆も然りで、購入後円の価値が上がり1ドル90円になると損失となります。
これを為替リスクと呼びます。
日本で生活していて海外の金融商品に投資する場合避けては通れないリスクの一つで
決して小さいリスクとはいえません。
為替は予測することは不可能です
為替相場を決定する大きな要因は、需要と供給のバランスです。
輸出入などの景気動向や金利変動・FXなどの投機的要因や要人発言など様々あります。
為替の変動の参考にドルと円のチャートを載せておきます。
1ドル100円を下回っている時もあり現在では1ドル133円とかなり円安が進んでおります。
円高の時に米国金融商品へ投資していた場合為替変動だけで30%の値上がりになっています。
もちろん逆もしかりです。
投資信託とETF(上場投資信託)の違い
投資信託・ETFこれらはどちらも投資信託ですがその違いは上場してるかしていないかにあります。
ETFは“上場”投資信託のため、株式と同様に証券会社を通じて証券取引所に買付や売却の注文を出します。
したがって、売買単位が決まっており、売買単位ごとで注文します。また、価格は株式同様に市場にてリアルタイムで値動きしており、注文方法は、指値注文と成行注文のどちらでも出すことができます。
一方、投資信託は上場しておらず、証券会社や銀行などの金融機関の窓口で購入します。
投資信託は通常、注文を出した当日は売買金額(基準価額という)が公表されず、注文した翌営業日に公表されます(投資信託によっては、翌営業日ではない投資信託もあります。)
一般的にはETFの方が購入手数料や信託報酬が安いとされており、最近ではノーロードと呼ばれる購入時手数料が無料の投資信託もあります(ただし信託報酬はかかります)。
ドルコスト平均法とは
ドルコスト平均法とは価格が変動する金融商品を常に一定の金額で、かつ時間を分散して買い続ける手法です。
この手法で金融商品を購入し続けた場合、価格が低いときの購入量は多く、価格が高いときの購入量は少なくなります。
ドル建積み立ての長期投資を行う場合為替リスクは無視できません。
長期投資を行う場合はリスクとコストをできる限り抑えて購入するようにしましょう。
インフレ対策の重要性
当然投資にはリスクがありますが預金にも実はリスクがあるんです。
それがインフレ(物価が上がりお金の実質的価値が下がる現象)です。
年々食料品や洋服や洗剤といった必要不可欠なものの価値が上がると言うことは
お金の価値が下がってきますが、預金で得られる金利は雀の涙ほど。
為替リスクを説明していましたが
それを物価に置き換えるとどうでしょうか
日本の物価は現在2%上昇していると言われております。
デフレは逆に物の価値が下がりお金の価値が上がることです。
今まで日本はデフレ大国でした
価格競争が激しく、良いものをよりやすく提供する文化でしたが
円安や原材料高の高騰により各メーカーが値上げを発表するなど
今後日本がインフレしていく可能性は大いにあります。
※円安になるということは円の価値が下がり輸入コストが上がるため物価は上昇します。
預金は無リスク資産として一定数必要ですが
持っている資金の何%かは運用してインフレ対策をしていくことを
お勧めします。
お勧め証券口座とファンド
私のお勧めする証券口座
□楽天証券
□SBI証券
手数料が安い優良ファンドを多く取り扱っております。
銀行や対面で行う証券会社で勧められた金融商品を購入するのはお勧めできません。
手数料の高額なぼったくりファンドが多いからです。
お勧め投資信託
私は全米株式インデックスに連動したものと全世界株式インデックスに連動したものを
中心に積み立て購入を行なっております。
中期的には全米株式がいいかなと思いますが
老後資金が目的で投資を行うような長期的であればオールカントリーにしておいた方が
いいと個人的には思っております。
今までアメリカ一強の時代が続いてきましたが未来はどうなるか分かりません。
コロナや戦争や災害は誰にも予想できないからです。
積み立ては途中で金額を減らしたり増やしたりすると
ドルコスト平均法の恩恵が薄れてしまいますから。
無理のない範囲内で自身の取れるリスクの範囲内で投資を行うようにしましょう。
まとめ
□投資信託とETFについて
□投資信託のメリットとリスク
□ドルコスト平均法について
□インフレ対策は意外と重要
□お勧め証券会社とファンド
長期的にコツコツ投資してFIRE目指して頑張っていきましょう!!
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