製薬会社ならここがお勧め 厳選2社を紹介

こんにちは
今回は医薬品のセクターからおすすめの銘柄を2社ご紹介します。
配当利回りが高い会社と10年以上連続して増配している会社になります。
医薬品のセクターを購入できていない人には参考になるかと思いますので
ぜひ最後までご覧ください。

目次

武田薬品工業とは

1社目は武田薬品工業になります。
同社主にはバイオ医薬品等の研究開発・製造・販売・輸出入を行なっており
創業1781年・1925年、資本金1兆6681億円と歴史のある医薬品最大手企業です。
国内外で事業を展開しており、製薬メーカー国内首位の実績があります。

出展:バフェットコード

PERは18.6倍
PBRは0.9倍
ミックス指数は16.75
PERは割安感はないもののミックス指数を見てみると中央値が18程度なのでまだ割安水準と言えます。

ミックス指数とは
純資産と当期純利益の両方で株価の割安性を測定する 指標
ミックス係数が22.5を下回る銘柄が割安である。
PER×PBR=22.5以下なら割安水準といえる

売り上げは長期的に右肩上がりに成長しており
利益率に関しても14%とかなりの高水準となっています。
自己資本比率も44%と問題ない水準で配当利回りも4.7%とかなりの高配当かと思います。
続いて株価をみていきましょう。

武田薬品工業株価推移

2008年のリーマンショック前に8,000円の高値寝から3200円程度を下限にしており
コロナショックの時には3,000円少し割り込んで現状3,800円代と株価を少し戻してきています。

同社は配当利回りが非常に高く底値がしっかりあるので今の価格帯は手を出せない水準ではないと思っています。
医薬品業界は衰退していくことは考えづらいため、ポートフォリオに組み込んでおくと安定すると思い
私は保有しています。

武田薬品工業のキャッシュフロー

出展:https://irbank.net/E00919/cf
出展:https://irbank.net/E00919/cf

営業CFは毎年プラスで2019年のフリーCFが大きくマイナスになっており
同年財務CFも大きくプラスになっておりますがここは買収による資金調達が原因とのことです。
近年営業CFフリーCFが大きくプラスになっており、財務CFもマイナスとしっかり返済に充ていると読み取れます。
自己資本比率も44%と高水準なため財務は健全と言えます。

武田薬品工業配当推移

出展:https://diamond.jp/zai/articles/-/237220

リーマンショック・コロナショック共に非減配となっており
株主還元姿勢は評価できると思います。
近年は増配こそしないものの、10年以上高配当水準をキープしており
この点も非常に魅力的です。

銘柄を大きく購入する場合は全体の株価が下がっている時がおすすめです。
特に大型の銘柄は周りに引っ張られて株価を落とすこともあるため
大量購入は慎重に行っていきましょう。

続いて二銘柄めはこちらです。

アステラス製薬とは

2社目はアステラス製薬です。

同社は医療用医薬品の売り上げが国内2位・世界18位となっており、
2005年に山之内製薬と藤沢薬品工業が合併して誕生した会社です。

がん領域に力を入れており、世界50カ国以上で医薬品の販売を行なっております。

出展:バフェットコード

PERは17.1倍
PBRは2.3倍
ミックス指数は39.33倍

武田薬品工業に比べて数値だけ見ると割高に感じてしまいます。
売り上げは長期的に緩やかに右肩上がりを推移しており
営業利益率18%・純利益率14%とかなりの高水準となっており
自己資本比率66%とかなりの高水準で高配当銘柄への投資対象としては
魅力的です。
配当利回りは3%と物足りなさは感じますが連続増配銘柄なので少量でもポートフォリオに組み込んでおきたい銘柄です。

続いて株価推移をみていきましょう。

アステラス製薬株価推移

リーマンショック以降株価を上げ続けており1,400円から2,000円の幅で値動きしていましたが
最近2,200円の高値をつけて現在は1,990円まで落ちてきたところで購入しました。

個人的には3.5%を基準に銘柄の選定をしますが
連続増配企業や、ディフェンシブな銘柄に関しては例外もあると考えており、増配率と分散を意識してポートフォリオを組んでいます。

続いてキャッシュフローの推移をみていきましょう。

アステラス製薬キャッシュフロー推移

出展:https://irbank.net/E00920/cf
出展:https://irbank.net/E00920/cf

営業CFは毎年プラスになっており、フリーCFも2020年のコロナ禍を除くとプラスになっています。
財務CFに関しては2020年にプラスとなっておりますがコロナ禍での資金調達行っており、投資CFは毎年マイナスで
問題ありません。

自己資本比率も66%と高水準なため財務は健全と言えます。

アステラス製薬配当推移

出展:バフェットコード

同社は配当利回りこそ地味な水準ですが長期的に渡り増配を継続しています。
10年間で配当金は2倍以上に成長しており、武田薬品工業とは違う魅力がありますね。

どちらも優良銘柄で医薬品セクターの中ではお勧めできる企業だと思いますが、購入タイミングについては
注意が必要で全体が上昇している時の全力がいは避けるようにしましょう。

PERやEPSなどの解説はこちら→https://kohaitouburogu.com/high-dividend-stock/#index_id5
で解説してあります。

決算書の解説も記事出しています。→https://kohaitouburogu.com/kessannsyo/

基本的にはPER/PBR/自己資本比率/配当性向/配当利回り/EPS/BPS/ROE/減配がないか
をチェックしてから業種やチャートを見るようにしてます。
中小型株も同様です。

ではまた

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