こんにちは
今回は保有している銘柄の中からジャックスをご紹介します。
その他金融のセクターの中では個人的にお勧めできる銘柄です。
連続増配と無理のない配当性向が魅力的な同社ですが去年と比べると株価は30%ほど上がっており購入しずらくなってきています。
ですが配当利回りは高水準なため検討の余地は十分あるかなと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
ジャックスとは
PER6.4倍
PBR0.7倍
自己資本比率3.9%
株価3605円
配当利回り4.7%
PER/PBRは割安水準で自己資本比率が以上に低いのはリース業界の特徴と言えますので
この辺はあまり気にしなくて大丈夫かなと思います。
ジャックスの収益は大きく4つに分類されており、クレジット事業・カードペイメント事業・ファイナンス事業・海外事業
から利益を稼いでいます。
売り上げの90%程度を日本国内で稼いでおり、海外はベトナムやカンボジアなどに事業展開をしています。
ジャックスは投資用マンション向け住宅ローン保証に強みのある会社で1兆円を超える規模となっており
業界シェアNo1を維持しています。
この会社実は三菱UFJの傘下で資金力にも強みがあります。
カーディーラーと提携してオートローンにも注力していることや
ブライダルローンなんかも手がけています。
それではキャッシュフローの推移を見ていきましょう。
キャッシュフロー推移
営業CFは基本的にマイナス、財務CFはプラス、投資CFはマイナス、となっていますね。
リース会社と一般的な業種とではキャッシュフローの考え方は大きく異なります。
リース会社の利益の源泉は貸付です、貸付を行い利益が生まれますからそれが原因で
営業CFはマイナスになりますから財務体質は健全といって差し支えないと思います。
営業CFのマイナスに合わせて財務CFもプラスになっていますから
資金調達ができていますね。
リース会社で貸付残高が減っていくということは将来的な利益の減少につながりますからね。
続いて業績の推移を見ていきましょう。
ジャックス業績推移
売り上げ高
売り上げは右肩上がりに伸びておりなんといっても
利益率が魅力的ですね。
16%と同業他社の中でも高水準です。
利益
利益をしっかり残せていますね
ジャックスの未収残高は年間300億円以上ありますが
それでいてこの営業利益なので金融業は恐ろしい世界ですねw
EPS/BPS
EPS/BPS共に右肩上がりに伸びており良いですね
投資対象としては問題ないと思いますが
金融業は景気に左右されやすいためポートフォリオの比率は
抑え目にしておくことをお勧めします。
私はロシア戦争の下落時に金融を多く購入したため調整が必要になっています。。。
続いて配当推移を見ていきましょう。
配当推移
2022年に爆益を出したため大幅増配を行っており
それによって株価も伸びています。
ジャックスは配当性向30%程度と余裕があり
利益が出た時はしっかり還元してくれる会社です。
ここ10年で配当金は3倍に成長していますね。
株主還元姿勢はいいと思います。
その間減配がないのも評価のポイントです。
それでは株価の推移を見ていきましょう。
株価推移
2013年の高値を更新していますね
私は2800円くらいで購入しており現在含み益となっています
リーマンショック前は6,000円を超えていましたから
これからの景気次第では株価の上昇にも期待できると思います
配当金も減配がなく上昇しています
現在の配当利回りも高水準なためその他金融のセクターで
迷っている方には検討の余地があるかなと思います
しかし、金融業は値動きが激しいため慎重に投資タイミングを測っていきましょう
まとめ
□PER/PBRは割安水準
□減配なし・配当金は10年で3倍に成長している
□財務体質は健全
□景気敏感業種なため比率と購入タイミングには注意が必要
□高水準な営業利益率が魅力
PERやEPSなどの解説はこちら→https://kohaitouburogu.com/high-dividend-stock/#index_id5
で解説してあります。
基本的にはPER/PBR/自己資本比率/配当性向/配当利回り/EPS/BPS/ROE/減配がないか
をチェックしてから業種やチャートを見るようにしてます。
中小型株も同様です。
ではまた
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