【所有銘柄紹介】財務省が筆頭株主の超高配当銘柄【日本たばこ産業】

こんにちは
本日は所有している銘柄の中で一番利回りの高い銘柄をご紹介します。
それがJTです。
平均取得単価2,000円ほどで所有しており、現在含み益となっております。
株主還元の方向性を大きく変更しており大量に手放した人も多いのではないでしょうか。
私はそのタイミングで購入いたしました。

目次

日本たばこ産業(JT)とは

PER11.7倍
PBR1.4倍
自己資本比率50.6%
株価2343円
配当利回り6.4%

JTはタバコを国内で販売している印象が強いと思いますが、売り上げ構成は海外が多く
海外タバコが売り上げの70%近くを占めております。

そのほか食品などの販売もしておりますがこちらは全体の7%程度となっております。
JTは2021年に初めての減配を発表し、さらには株主優待制度の廃止を実施しており
株価を一時期2,000円まで落としていました。

まずは配当性向の推移をご覧ください。

配当性向の推移

出典:https://www.jti.co.jp/investors/finance/yield/index.html

配当性向が年々増加しており、減配前の2020年に関しては配当性向88%と異常値を支払っておりました。
それに加えて株主優待も実施していましたから、継続できるわけはありません。

この会社の大株主は財務省で30%以上を所有しておりますから支払われた配当金に関しては
国の予算に充てられるため減配の可能性は低いと思って所有していた方が多いんじゃないかと思いますが
流石に維持できなかったんでしょう。

それに加えて配当還元方針も変更になっています。

『株主還元方針』
・強固な財務基盤を維持しつつ、中長期の利益成長を実現することにより株主還元の向上を目指す
・資本市場における競争力ある水準として、配当性向75%を目安とする
・自己株式の取得は、当該年度における財務状況及び中期的な資金需要等を踏まえて実施の是非を検討

今までの累進配当はやめて、利益の75%を還元する以降に変更しました。
株主優待の費用に関しても配当金に当てられており2022年は配当金が10円増配しております。
時価総額4兆円に加えて営業利益率に関しては20%を超えており
なかなかの高水準です。
自己資本比率も50%と申し分ない水準です。
今回の株主還元方針の変更は必要な政策だったのかなと思い100株のみですが購入に至りました。

日本ではプルーム・テックなどの電子タバコ化が進んでおりますが
税金が見るみる上がっていくため基本的には厳しい市場です。
しかしなんといっても営業利益率の高さと超高利回りが魅力的ですね。
それでは過去の業績推移を見ていきましょう。

日本たばこ産業業績推移

売り上げ高

出典:バフェットコード

日本では喫煙者に対して不遇措置ば相次いでいる中売り上げりえきが全く落ちていないのは
海外のタバコ需要の高さからでしょうか。
国内の喫煙比率はかなり落ちていますから、今後はより海外のシェアが増えてくると思います。

利益

出典:バフェットコード

EPS/BPS

出典:バフェットコード

配当推移

出典:バフェットコード

売り上げの成長はほぼ横ばいで利益に関しても同様です。
配当金に関しては10年で2倍以上に成長はしているものの
一度減配しており、配当政策も改悪されることとなっており
業界の成長性を考えると、大量保有はできないかなと思います。

ただ、株主優待の廃止は個人的にはプラスだとおもっております。
配当金で貰えた方が嬉しいですし、海外投資家からすると株主優待って不要ですからね
それでは株価の推移を見ていきましょう。

株価推移

最高値から半分以下になってますね。
配当利回りはかなり高いので買い増しすることなく保有し続けたいと思います。

まとめ

□日本のタバコ業界は逆風で将来性には期待できない
□売り上げ比率は海外60%
□配当利回り6%超の高配当
□株主還元方針に不遇処置
□配当性向は75%目ど
□所有するなら程々に

PERやEPSなどの解説はこちら→https://kohaitouburogu.com/high-dividend-stock/#index_id5
で解説してあります。

基本的にはPER/PBR/自己資本比率/配当性向/配当利回り/EPS/BPS/ROE/減配がないか
をチェックしてから業種やチャートを見るようにしてます。

ではまた

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA

目次