こんにちは
今回は私が保有している銘柄から2社紹介します。
どちらも機械のセクターになります。
ぜひ最後までご覧ください。
アマダとは
1社目は証券コード【6113】アマダです。
同社は、機械工業製品を取り扱っており、レーザーマシン・溶接・ベンディングマシン・ソフトウェアなど
幅広い分野で技術提供を行なっています。
売り上げ構成の45%ほどが日本で北米欧州と力を入れており
海外でもしっかり売り上げを作っている企業です。
PER10.1倍
PBR0.7倍
コロナ禍で売り上げを落としてから回復してきており、2023年に関してはコロナ前の水準に戻る見通しとなっています。
高い営業利益率と4.5%の高利回りが魅力的で自己資本比率はなんと78%とかなりの高水準です。
配当性向に関しては47%とまだ余裕が見受けられます。
続いて配当推移をみていきましょう。
アマダ配当推移
2021年に売上を大きく落とす場面がありました。
かなりの減益となっており、配当に関しても減配となっております。
減配は11年ぶりでしたが2年で46円まで回復を見せております。
2023年に関しては売上・利益ともにコロナまえを上回る予想で長期的には右肩上がりと
成長しております。
アマダキャッシュフロー推移
なんの問題もないCFです。
本業でしっかり利益を出して、返済と事業投資などに充てられていることが読み取れます。
流動比率に関しては326%と高水準で心配ありません。
自己資本比率が78%と高いため財務は健全と言えます。
アマダ株価推移
コロナ禍を除くと950円付近で反発を繰り返しています。
現状の株価でも配当利回りを考えると打診買いくらいなら全然ありかなと思います。
業績は回復の兆しがあり、配当がコロナ禍を超えてくれば株価も戻してくれることでしょう。
アマダのビジネスモデルは機械製品による自動化やロボットなど今後成長性があると判断しています。
FUJIとは
2社目は証券コード【6134】FUJIです。
同社は、工作機器や移乗サポートロボットなどを作成している会社です。
そのほかにも電子部品実装ロボットや小型多関節ロボットなども手がけており、AIやDXが発展していくことを考えると
アマダ同様に将来性があるように感じました。
こちらが製品紹介です。
続いて業績をみていきましょう。
売り4.2上げは長期的に右肩上がりで安定して成長が見受けられます。
自己資本比率に関しては87%と非常に高く配当りまわりも4.2%と魅力的な水準となっています。
配当性向に関しては32%とかなり余裕があり個人的には減配リスクはかなり少ないと感じており
100株購入に至りました。
営業利益率に関しても18%ほどありますから長期保有するには頼もしい銘柄です。
続いて配当推移をみていきましょう。
FUJI配当推移
EPSは右肩上がりに成長しております。
配当金に関しては10年で5倍以上に成長しており、直近の減配はなしです。
株主還元姿勢は高いと言えるでしょう。
配当性向に関してもまだ余裕がありそうです。
FUJIキャッシュフロー推移
営業CFは毎年プラスになっていて、財務・投資CFは基本的にマイナスで
アマダ同様に本業で稼いで事業投資や返済にしっかり充てられていることが読み取れます。
流動比率502%と高水準で自己資本比率も全く問題ありませんので
財務体質は健全と言えます。
続いて株価の推移をみていきましょう。
FUJI株価推移
現在はコロナ前の水準まで株価を戻してきておりますが
高値から1000円以上下落しており、配当利回りが高まっているので投資妙味が出てきていると思います。
機械のセクターを検討しているのであれば個人的にはかなりありだと思っています。
いかがでしたでしょうか。
機械のセクターは身近に感じない企業が多くよりドライに銘柄を選べるため
厳選しやすいと思います。
個人的にはこの2社を中心にポートフォリオの5%程度組み込もうかなと思っています。
PERやEPSなどの解説はこちら→https://kohaitouburogu.com/high-dividend-stock/#index_id5
で解説してあります。
決算書の解説も記事出しています。→https://kohaitouburogu.com/kessannsyo/
基本的にはPER/PBR/自己資本比率/配当性向/配当利回り/EPS/BPS/ROE/減配がないか
をチェックしてから業種やチャートを見るようにしてます。
中小型株も同様です。
ではまた
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