高い営業利益率と高配当な小型株を2社ピックアップ

こんにちは
今回は私の検討銘柄の中から小型株を2社ピックアップしてご紹介していきます。
高い営業利益率と配当利回りが魅力的な会社になっております。
ぜひ最後までご覧ください。

目次

アドヴァングループとは

1社目は証券コード【7463】アドヴァングループです。

同社は建材の通販サイトやショールームを運営しております。
法人個人問わず注文でき、タイル、水回り、石材、キッチンからガレージの扉や薪ストーブなど
商品の幅は広くおしゃれなものが多くありました。

URLを貼っておくので興味があればぜひ一度見て見てください。
https://www.advan.co.jp/eshop/catalog/

また、ショールームは東京、大阪、名古屋、福岡、沖縄の全国5ヶ所に展開しており、見た目材質にこだわりを持って商品やサービスを展開していることがわかります。
そのほかにも不動産賃貸事業も行っています。

出展:バフェットコード

PER9.5倍
PBR0.7倍
と割安水準となっており時価総額324億円で小型の企業ですが営業利益に関しては24%と非常に高く自己資本比率70%と
高水準で安心感があります。

売り上げに関してはコロナ禍から順調に回復してきており、配当利回りに関しては4.7%と投資妙味が出てきていると感じております。

配当性向に関しては36%程度とまだまだ余裕があります。
続いて配当推移をみていきましょう。

アドヴァングループ配当推移

出展:バフェットコード

EPSは売り上げに伴って回復してきており、配当金に関しては10年間で倍以上に成長していますが
増配率に関してはやや少なく感じます。
流動比率に関しては485%と安心できる水準です。

コロナが完全に明けて経済活動が活性化してくればおしゃれな建材メーカーの需要は高まってくると予想しています。

アドヴァングループキャッシュフロー推移

出展:https://irbank.net/E02826/cf

営業CFに関しては毎年プラスになっており、投資・財務CFは基本的にマイナスで
しっかり本業で利益を出して事業投資や借入金の返済に充てられていることが読み取れます。
自己資本比率・流動比率ともに高水準なため財務体質は全く問題ありません。

アドヴァングループ株価推移

コロナ後に1,400円の高値をつけた後続落しています。
購入してもよさそうな水準かなと思いますが優先順位はそこまで高くしていません。
増配率がもう少しあれば。。。

ポートフォリオに大型株ばかり組み込んでしまうと景気に左右され過ぎてしまうため中小型株を組み込んでいきます。
小型株は大幅に増配した時や、業績が向上したときのために少量ずつ幅広く買うようにしています。
続いて2社目をみていきましょう。

2社目は証券コード【3447】信和です。

同社は、仮設資材や物流機器を製造、提供している会社で、安全措置資材で国内シェア40%を誇っています。
事業内容は以下のとおりです。

<仮設資材部門>
建設現場などで使用される仮設資材の製造・販売を主軸に、仮設資材のレンタルサービス、OEM製品の受託製造等を行っております。

<物流機器部門>
主に工場、倉庫、建設現場における物品の保管・搬送等に使用される物流機器の製造・販売を行っております。

建物を建てる際に足場や物流は必要不可欠で信和が取り扱う資材に関してはどのような場面でも利用することが可能となっており、今後需要が低迷しずらく2019年に東証一部上場したばかりの会社で今後に期待して300株購入しました。

出展:バフェットコード

PER7.4倍
PBR0.7倍
と割安で売り上げに関しては7年間でほぼ変わっていません。
自己資本比率が60%を超えており、利益率も14%と高水準です。
配当利回りに関しては5.5%と非常に高く、配当性向も41%と余裕があり、基本方針として配当性向40%以上を掲げているため、業績次第では今後増配が見込める銘柄かと思います。

金属製品の銘柄を探している方には検討の余地があり、キャピタルも狙える面白味のある銘柄かなと思っています。
続いて配当推移をみていきましょう。

信和配当推移

出展:バフェットコード

1株あたりの利益を図るEPSに関してはばらつきがあるものの
1株あたりの純資産を図るBPSに関しては毎年上昇しており、安定性は高まっていっています。

配当金に関してはコロナの減配を除くとほぼ横ばいで上場したばかりなためそこまで気にしてはいません。
今後株主還元姿勢が高いかを判断しながら保有し続けるのか手放すかを決めようと思っています。
続いてキャッシュフローの推移をみていきましょう。

信和キャッシュフロー推移

出展:https://irbank.net/E33834/cf

営業CFに関しては上場からプラスになっており、投資・財務CFに関してもマイナスで稼いだ資金を事業投資や借入金の返済に充てられていることが読み取れます。

流動比率に関しては413%で自己資本比率も問題ありません。
財務体質は健全と言えます。

信和株価推移

この銘柄に関しては現在の株価はあまり気にしていません。
配当利回りが5%を超えているため、購入するのであればいつでもいいとは思いますが、
今後現在の配当金を維持していけるのか、増配してくれるのか、業績が伸びていくのかを
確認しながら、保有するかどうかの判断をしていきたいと考えています。

まとめ

今回はアドヴァンGと信和の2社をご紹介しました。
両社ともに配当利回りが高く、財務が健全な会社です。
コロナや原材料価格高騰や米国金利上昇による円安、輸入コスト上昇など
悪材料豊富な時だからこそ、下げている株を購入したくなります。

個人の適正なリスク範囲内で積極的に投資を行っていきましょう。

PERやEPSなどの解説はこちら→https://kohaitouburogu.com/high-dividend-stock/#index_id5
で解説してあります。

決算書の解説も記事出しています。→https://kohaitouburogu.com/kessannsyo/

基本的にはPER/PBR/自己資本比率/配当性向/配当利回り/EPS/BPS/ROE/減配がないか
をチェックしてから業種やチャートを見るようにしてます。
中小型株も同様です。

ではまた

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