日本の高配当はあり?なし?高配当銘柄のメリットとデメリット

こんにちは
本日は高配当銘柄への投資について書いていきます。
インデックス投資やキャピタル目的の個別銘柄への投資と比べて
初心者でも参入しやすく、SBIネオモバイル証券などの1株から購入できる証券口座を活用すれば10万円程度から誰でも今すぐに開始できます。
ぜひ最後までご覧ください。

目次

高配当銘柄のデメリット

❶配当金にかかる税金

まず、高配当銘柄への投資をしていくときに把握しなくてはいけないのが税金です。
株の利益にかかる税金は所得税と住民税です。
配当金はキャピタルゲインと違い配当が分配された時にかかります。
そのため繰延することができません。

配当金にかかる税金
所得税・・・15.315%
住民税・・・5%

例年間配当金30万円を受け取るとき
300,000×20.315%=60,945円の税金がかかるため
実際受け取れる金額は239,055円となります。

❷投資先企業の成長が遅い

また、配当金を出す企業と出さない企業では成長の速度は当然異なります。
一般的に配当金を出す企業は出た利益の30%〜70%程度を株主に還元してしまうため
自社の成長に投資する資金力が減ってしまうからです。
そのため高配当銘柄は株価が右肩上がりに安定成長している企業は少なく
購入タイミングが非常に難しい側面がります。
グロース株と言われる成長率の高い企業に適切に投資を行うことができれば資産形成の速度は
高配当銘柄で得られるインカムを遥かに上回ります。

グロース株とは

グロース株とは売り上げや利益率の成長が著しく高く、今後の成長が期待できる銘柄のことです。
ROE(自己資本利益率)が基準とされることが一般的です。

高配当銘柄は割安の時に購入して配当金をもらい続けることを目的として行いますが
グロース株は割高でもそれ以上に成長し続ける企業のことを指します。
GAFAM(アップルやマイクロソフト)などがそれに該当します。

自己資本を効率よく運用して事業展開できているから
成長速度も速いと言うわけです。
ただ、銘柄の選定や、主権者の発言1つで株価は大きく変動します。

さらにインデックス投資はただひたすら積み立てていれば15年ほどである程度の資産形成は可能ですが
高配当株に関しては購入するタイミングと銘柄を熟考しなくてはいけません。
将来的に大きな減配があると投資効率を低下させるからです。
そのため、
□過去に減配がないか
□減配の理由
□業績が安定して長期にわたって成長を続けているか
□自己資本比率は問題ないか
□キャッシュフローは問題ないか
などを調べながら、株価が可能な限り割安の時に購入して長期間に配当金をもらい続ける必要があります。

投資の神様『ウォーレンバフェット』がこんなことを言っています。

自分がこの価格でこの会社を
なぜ買収するかという題で一本の小論文も
書けないようなら、100株を買うことも
やめた方がいいでしょう。

多くの投資家は小論文の1つも書けませんがそれでもそれ相応の時間をリサーチに
使い銘柄選定を行なっています。
購入タイミングや銘柄選びはじっくり分散して購入していきましょう。

高配当銘柄への投資メリット

ここからは高配当銘柄へ投資している理由やメリットをお伝えしていきます。

①投資を行なっている実感がある

結論これが一番の理由です。
年2回のボーナスを育てていく感覚で投資を行なっています。
モンスターハンターのアイルーを飼育して交易船に乗せるイメージでしょうか

②売却タイミングを考えない

出口戦略がないのが特徴の高配当銘柄です。
グロース株への投資や投資信託は取り崩しや売却時に初めて利益として現金が手元に来ます。
その点高配当銘柄は一生所有できる株を買い、生涯持ち続け、長期的に配当金をもらいます。
高配当銘柄を売却するときはこれだけです。

高配当銘柄を売却する理由

①自分の銘柄に対する理解が間違っていた時
②投資先の方針が大きく変わった時
③大きな不当行為などがその会社に起こったとき

私は高配当への投資を始めた当初に購入した銘柄を8割手放しました。
それは、そもそも高配当銘柄への理解が乏しく、銘柄の選定を誤ってしまったからです。
間違った理解で長期運用していくと減配や株価続落で結果的に資金回収が大幅に遅れるまたは、大きな損失になってしまいます。
投資対象は慎重にそして可能な限り分散して行いましょう。

③暴落した時にワクワクできる

これは投資信託でインデックスファンドに投資するときも同じですが
減配しない銘柄は暴落時に配当利回りが大きく上昇します。
株価5,000円の配当利回り4%(1株配当200円)の銘柄が
30%暴落して3500円になった場合配当利回りは5.7%になります。

直近ではコロナやロシア戦争のように経済にダメージを与える事象が起きましたが
株価はコロナまえを上回っています。
適切なタイミングで適切な銘柄へ投資を行うことができれば
優良企業の超高配当銘柄が生まれ、さらにキャピタル益にもつながります。

株価が上がっても良し、下がっても良しが高配当銘柄のいいところです。
暴落に備えてまとまった株を購入するためのキャッシュポジションを蓄えておきましょう。

むしろ暴落はウェルカムといったところです
最近は米国の消費者物価指数が下がらず利上げの影響で
米国指数は軒並み下げてますが、円安の影響が強すぎて
下落の恩恵を受けれずにいます。
このまま円安が解消されたら。。。

④配当金が年々増加していく

高配当銘柄を購入するときに真っ先に確認することは
過去に減配がないかですが、次に確認するのが
連続増配年数です。

これ本当に重要です
私は年間の増配率の目標を6%として株を購入しております。
2022年から2023年にかけて購入している銘柄39社の内
23名柄が増配
3銘柄が減配
13銘柄が現状維持
増配率は4.33%
となりました。
5%程度の増配を保ち、配当金を全て再投資すると

こうなります。

元本は15年で2倍以上に
配当金も以上な成長を見せており
まさに福利の力です。

投資で一番重要なこと

これは長期間継続することです。
10年20年投資スタイルを崩すことなく継続することで
小さな資金でも大きな財源を作ることができますから
コツコツ高配当銘柄への投資を行なっていきましょう。

ではまた!

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